【スラムダンク SLAM DUNK】紹介

 

 

SLAM DUNK』(スラムダンク)は、井上雄彦による高校バスケットボールを題材にした少年漫画作品。

 

 

 

 

概要

不良少年桜木花道(さくらぎはなみち)を主人公としたバスケットボール漫画。単行本第21 - 23巻の初版発行部数250万部は、当時としての最高記録である。2013年時点の累計発行部数は完全版を含め、国内で1億2029万部。

第40回平成6年度(1994年小学館漫画賞少年部門受賞。2006年文化庁が実施した文化庁メディア芸術祭日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で1位を獲得[4]

ダ・ヴィンチ』調べによる漫画家、評論家、書店員、読者の総勢808人が選んだ漫画史50年の中のコミックランキングで第1位に選出。

ジャンプ歴代最高部数653万部を達成した1995年3 - 4号で巻頭オールカラーを飾り、最終回となる1996年27号では表紙、巻頭カラーを飾った。なお、最終回で表紙を飾るのは、40年以上のジャンプ史における現在でも、史上唯一の作品となっている。

2001年に発売された完全版コミックスは、集英社における一連の名作の完全版コミックス化の先駆けとなった。

 

 

 


あらすじ

湘北高校に入学した赤い髪の不良少年である桜木花道は、背の高さと身体能力からバスケットボール部主将の妹である赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。晴子に一目惚れしたバスケットボールの全くの初心者である花道は彼女目当てに入部するも、練習や試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚め、才能を開花させる。湘北バスケット部は監督である安西光義のもと、主将の赤木剛憲と副主将の木暮公延らに加え、花道やスーパールーキーといわれる流川楓らが加入。さらに、前年度のインターハイ県予選ベスト4である陵南高校との練習試合後には宮城リョータ三井寿も部に復帰する。
夏のインターハイ制覇を目指す湘北は神奈川県予選を勝ち進み、決勝リーグへの進出を懸けてインターハイ常連校の翔陽高校と対戦し勝利する。湘北は決勝リーグの初戦で「神奈川の王者」といわれる強豪校である海南大附属高校と対戦し惜敗するも、前年度のインターハイ県予選ベスト4である武里高校と宿敵の陵南を破り準優勝。優勝した海南大附属とともにインターハイ出場を果たす。
広島県で行われるインターハイのトーナメント1回戦で、湘北は大阪府代表校の豊玉高校と対戦し勝利。2回戦では前年度までのインターハイで3連覇を果たした秋田県代表校の山王工業高校と対戦する。一時は20点以上の差をつけられるが、驚異的な粘りで反撃する。花道は負傷した背中の痛みに耐えながらプレーを続け、試合終了間際のジャンプシュートによる決勝点で湘北の勝利に貢献。しかし、湘北は3回戦で愛知県代表校の愛和学院高校に敗退した。
インターハイ後、3年生の赤木と木暮が引退し、チームは冬の選抜に向けて新体制となる。花道はリハビリを続けながら、再びコートに立てる時を待つ。