【ワールドトリガー】紹介

 

ワールドトリガー』(WORLD TRIGGER)は、葦原大介による日本少年漫画

 

 

あらすじ

28万人が住む三門に、ある日突然異世界への「門(ゲート)」が開いた。門からは「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が現れ、地球上の兵器が効かない怪物達に誰もが恐怖したが、謎の一団が近界民を撃退した。彼ら、界境防衛機関「ボーダー」は、近界民に対する防衛体制を整え、依然として門から近界民が出現するにも関わらず、三門市の人々は今日も普通に生活していた。

門が初めて開いてから4年半後、三門市にやってきた空閑遊真が、三雲修に出会う所から物語は始まる。

邂逅編(第1話 - 第13話)
周囲に隠しながらボーダーC級隊員をしていた男子中学生三雲修のクラスに謎の少年空閑遊真が転校してくる。ひょんなことから修がボーダー隊員であることと、遊真が近界民であり、父親の友人を探しにこちら側の世界に来たことがお互いに明らかになる。修はそんな遊真に振り回されながら、こちらの世界に慣れていない遊真が逸脱した行動を取らないように監視するために行動を共にすることになる。そんな中、実力派エリート迅悠一や近界民に狙われる少女雨取千佳と出会う。
黒トリガー争奪戦編(第14話 - 第32話)
ある日、遊真が近界民であることがボーダーにバレてしまい三輪隊と戦闘になるが返り討ちにし、迅が仲裁に入ったことで戦闘は収束する。しかし、ボーダー本部司令城戸正宗は遊真を始末し彼の黒トリガーを回収しようと画策する。それに対し迅は、遊真をボーダー玉狛支部へ入隊させることで守ろうとする。遊真は最初は入隊を断るが、近界民の世界へ攫われた兄と友人を助ける為にボーダーに入隊を希望した千佳を、修と共に手助けするために入隊を決意する。
遊真の黒トリガーを奪いに、本部から玉狛支部に向けて城戸派の部隊が派遣されるが、迅は忍田派と手を組み、A級5位嵐山隊と共に応戦し、迅が持つ黒トリガーの力を使い返り討ちにする。その後、迅は自らの黒トリガーをと引き換えに遊真のボーダー入隊を認めさせる。
ボーダー入隊編(第33話 - 第43話)
遊真と千佳が念願のボーダー入隊を果たす。そしてその当日に行われた訓練で両者が常人離れした才能を見せる。一方、修もA級隊員風間と模擬戦を持ちかけられる。
大規模侵攻(第44話 - 第85話)
ある日、三門市に再び無数の門が開き、近界の国々の一つである、軍事大国「アフトクラトル」が侵攻してくる。新型トリオン兵や黒トリガー使いを含む多数の人型近界民との大規模な戦いが始まった。
B級ランク戦(第86話 - )
遊真と千佳がB級に昇格したことで、正式にB級部隊を結成、A級昇格および遠征部隊選抜のためB級ランク戦に臨む。

 

 

 

概要

葦原にとって2作目となる連載作品。異世界からの侵略者・ネイバーと防衛組織・ボーダーの戦いを描くSFアクション。略称は「ワートリ」「トリガー」など。担当編集者は服部ジャン=バティスト哲。

話数カウントは「第○話」。サブタイトルには主に登場人物の名前が使われ、2度以上同じタイトルが使われる場合は回数に応じて語尾に数詞が付く(「空閑 遊真②」など)。『週刊少年ジャンプ』2011年44号に掲載された葦原による読切作品『実力派エリート迅』をひな形として、『週刊少年ジャンプ2013年11号から連載が開始された。

週刊少年ジャンプ2014年1号より開始された企画「新鮮力キャンペーン」の対象作品として、『食戟のソーマ』と共に選ばれた。キャンペーンの一環としてぼんち株式会社ニコニコ動画とのコラボレーションが行われた。

2013年12月からサキよみ ジャンBANG!においてVOMICが放送された。

2014年5月27日には、テレビアニメ化が発表された。東映アニメーション制作。